杉並区子どもの権利救済委員「活動報告会」

杉並・生活者ネットワークの奥田雅子区議(左)、曽根文子区議と一緒に

 

 

7月25日(土)、杉並区役所で行われた杉並区子どもの権利救済委員「活動報告会」に参加してきました。

杉並区子どもの権利救済委員とは、昨年9月に始まった子どもの権利相談・救済窓口」に寄せられた相談に対応する人たちのことで、「杉並区子どもの権利に関する条例」に基づき専門家3名が任命され、活動しています。

活動報告会は2部制で行われ、第1部は野村武司さん(杉並区子どもの権利擁護に関する審議会会長、東京経済大教授)が講師を務めた子ども参加のワークショップ、第2部では救済委員から開設から今年3月までの7カ月分についての活動報告が行われました。

会場の様子と配布物。テーブルにはお菓子も用意され、子どもたちが楽しくリラックスして参加できる工夫がたくさん施されていました。右写真のおもちゃのお札は子どもと大人が一緒に行ったアイスブレイク用。会場内を歩きまわってじゃんけんをして勝ったらお札をもらうというルール。めっちゃ盛り上がりました。おもちゃなのにお札がかかると本気になるのはなぜ?(向井調べ)

第1部 対話型ワークショップ 相談は何でもOK! 相談員は全力で受け止める

第1部は、午前中から子どもワークショップに参加していた子どもたちとゆう杉並・中高生委員会のメンバーと、野村さんと救済委員3名が応答する「対話型」でワークショップが行われました。

はじめに、野村さんから「子どもの権利とは、誰もが当たり前にもっているもの。ただ、その権利を使うためには自分から、求めていかなければいけないものでもある。その環境を整えるのは大人の役割」と解説があり、そのうえで、窓口ではどんな相談ができると思う? と子どもたちに問いかけました。

そこで子どもたちから上がった声は…、

「友達が学校でたくさん怒られている様子を見るのがつらいけれど、どうしていいかわからない」

「給食が苦手でのどがぎゅっと締まって食べれない」

「授業中にお菓子を食べたいんだけど…」

などなど。これらひとつ一つに救済委員がどう答えたかというと…すべてに対して「相談できます」でした!

「寄せられた声は全力で受け止め、一緒に考える」。窓口の基本姿勢がしっかり伝わるワークショップでした。

第2部 救済委員活動報告 杉並の子どもの「相談する力」

第2部は救済委員3名から活動報告が行われました。

昨年9月の窓口開設から3月までに相談が寄せられた相談数は155件(子ども121、大人34)。そのうち小・中学生から学習用タブレットを利用しての相談が最多で51件だったそうです。理由は昨年12月にタブレットに相談フォームが搭載されたことが主な理由と考えられるとのこと。タブレットからだと比較的気軽に相談できるということなのでしょう。そのほか、相談内容や相談時間帯なども報告され、きめ細かい対応が行われていることが伝わってきました。

質疑応答では、窓口開設から経っていないが何か傾向のようなものがあるか尋ねたところ、救済委員のひとりから、他の自治体と比較して「相談件数155件は多いと言えると思います。杉並の子どもたちは相談する力があるのでは」という応答がありました。

「相談する力」。

杉並の子どもに関する施策を検討、すすめていくうえで重要なキーワードになりそうだと思いました。

窓口の愛称決定! \\「なみすけの子どもの相談室」//

報告会では窓口の愛称が「なみすけの子ども相談室」に決定したことも発表され、講評セレモニーも行われました。

昨年12月からの募集に12案の応募があり、中高生対象に投票が行われた結果、ゆう杉並中高生委員会の皆さん発案のこの愛称に決定したそうです。

愛称の投票ボードも展示されていました

 

●「なみすけの子ども相談室」
・でんわ0120-7373-34(なみなみみんなよし)
・相談できる曜日・時間
月曜日、水曜日、金曜日:午後1時~午後7時まで
土曜日:午前10時~午後4時まで

https://www.city.suginami.tokyo.jp/

9月から窓口は開設2年目に突入。
杉並の子どもたち、そして子どもに関わる大人の皆さん。日々の生活の中で困ったことがあったり、相談したいことがあったら、
気軽に連絡してみてください!

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